2026 SUPER GT Race Report: Round 2

SUPER GT 第2戦富士スピードウェイ

第2戦 富士スピードウェイ 公式予選 結果:10位

5月3日 予選
天候:曇り コースコンディション:ドライ

2026年スーパーGT第2戦「FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL」が、5月3日・4日に静岡県・富士スピードウェイで開催されている。このレースに、TRS IMPUL with SDG Zからベルトラン・バゲット選手、平峰一貴選手が参戦している。開幕戦で3位表彰台を獲得したチームは、得意とするこのコースにサクセスウェイト22kgで乗り込むこととなった。
5月3日は、10時30分から12時5分まで公式練習が行われ、14時20分からQ1、15時13分からQ2というタイムスケジュールとなった。
10時30分からフリー走行がスタートした。雲の間から青空が少し見える薄曇りで、気温は22度、路面温度は34度というコンディション。平峰選手が何度かピットインを繰り返しながらセットアップを行い、7周目に1分28秒936をマークして3番手に浮上する。続く8周目も1分28秒台でラップし、安定した速さを見せる。その後、バゲット選手も乗り込み、ハイアベレージでラップを刻む。最後のGT500占有走行時間帯には各車がタイムアタックを実施。バゲット選手も1分28秒台を連続してマークした。この走行は総合で10番手となった。
14時53分から10分間のGT500クラスQ1がスタート。午後になって風が強くなったことから、気温は21度とやや下がった程度だが、路面温度は29度と低めとなった。Q1はバゲット選手がドライブ。4周目に1分27秒119でトップに立つと、5周目も1分26秒880で首位を維持。その後、ライバル勢もタイムを更新し、6番手でQ2進出を果たした。続くQ2は、雨雲レーダーではセッション中に降り出す可能性もあるという微妙なコンディションの中でスタート。平峰選手は少し間隔を空けてコースインし、5周目に1分27秒382までタイムを伸ばしたが、これがベストとなり、10番手でセッションを終えた。

第2戦 富士スピードウェイ 公式決勝 結果:7位

5月4日 決勝
天候:晴れ コースコンディション:ドライ

2026年スーパーGT第2戦「FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL」が、5月3日・4日に静岡県・富士スピードウェイで開催されている。5月4日は、12時30分から20分間のウォームアップ走行が行われ、14時からは3時間にわたる決勝レースが実施された。朝まで降っていた雨は止み、9時前には日差しが差し込んだことで路面は急速に乾いた。ウォームアップ走行開始時点では、気温25℃、路面温度44℃というコンディションとなった。最初にステアリングを握ったベルトラン・バゲット選手は、3周目に1分30秒938をマークしてトップに立つ。7周目に交代した平峰一樹選手も、8周目に1分31秒395とすぐにペースを上げ、9周目からは3周連続で1分30秒台を記録。最終的に、平峰選手が9周目にマークした1分30秒561のタイムで7番手となった。トップスピードも295km/hから最高で297.7km/hを記録し、GT500クラスの中でもトップレベルの速さを示した。
決勝レースは14時にスタート。気温24℃、路面温度43℃と、ウォームアップ走行とほぼ同様のコンディションの中で争われた。スタートドライバーはバゲット選手。序盤に9番手まで順位を上げてさらに上位を狙ったが、5周目の1コーナーでラインを外し、13位までポジションを落とす。32周目にピットインし、給油およびタイヤ交換を実施。バゲット選手はそのままコースへ復帰した。その後は着実にポジションを回復し、5位で75周目に再びピットイン。平峰選手へと交代する。残り時間1時間2分の時点で10番手からの追い上げとなり、88周目には8位へ浮上。さらにポジションを上げ、最終的には7位でチェッカーを受けた。平峰選手は安定して1分31秒台から32秒台のハイペースを刻み続け、チームに確実なポイントをもたらした。

コメント:TRS IMPUL with SDG 平峰一貴選手

ウォームアップ走行の走り出しは非常に好感触でした。決勝後半に使用する予定のタイヤで走行し、事前のチェックをしっかり行えたことも大きな収穫でした。決勝レースでは、序盤の接触により車体にダメージを負った状態で後半スティントを担当することになりました。厳しい状況ではありましたが、どのようなコンディションであってもベストを尽くすのがプロとしての仕事ですので、それを全うすることだけに集中しました。マシンのバランスには不安要素もありましたが、まずは確実に完走し、ポイントを持ち帰ることができた点は良かったです。走行開始直後のタイムは悪くなかったのですが、ダメージの影響からか、グリップが低下してくるあたりから苦しい展開となりました。しかし、損失を最小限に抑えて入賞を果たせたことは次につながる結果だと思います。

平峰一貴 ドライバー画像

コメント:TRS IMPUL with SDG ベルトラン・バゲット選手

ウォームアップ走行からマシンのフィーリングは素晴らしく、決勝のスタートも成功して10番手から8番手までポジションを上げることができました。その後、ストレートエンドで100号車をパスしようと試みましたが、ブレーキングを遅らせすぎてタイヤをロックさせ、順位を落としてしまいました。翌周、再び前方の2台を追ってブレーキングした際、今度はリアをロックさせてしまい、そこへ17号車がサイドから接触。マシンのフロント部分を大きく破損してしまいました。本来であれば3位や4位、表彰台を争えるポテンシャルがあっただけに、ダウンフォースとグリップを失った後半は、完走を目指すだけの『サバイバルレース』を強いられました。これほどのダメージを負いながら7位でフィニッシュできたことは評価すべきかもしれませんが、接触の裁定を含め、レースを台無しにされた悔しさは拭えません。私自身、少しアグレッシブすぎた面もあったかもしれませんが、非常に残念な結果となりました。次戦こそ本来のポテンシャルを発揮したいと思います。

ベルトランバゲット ドライバー画像

コメント:TRS IMPUL with SDG 星野一樹監督

非常に悔しさの残るレースとなりました。序盤の接触がすべてでした。バゲット選手が良いスタートを切り、ポジションを上げていただけに、接触によるマシンの大ダメージは痛恨でした。それでもダメージを最小限に抑えるべく作戦を変更し、粘り強く戦いました。修復のための余分なピットストップを要しましたが、それ以外をノーミスで繋げばポイント獲得のチャンスはあると信じ、チーム一丸となって最善を尽くした結果、7位までリカバリーできたことは唯一の救いです。一時はポイント圏外まで後退しましたが、チームの迅速な対応とドライバーの奮起で順位を戻せたことは、チームの底力だと感じています。バゲット選手の序盤の見事なファイト、そして厳しい状態のマシンを最後まで運び切ってくれた平峰選手には感謝しています。次戦の富士スピードウェイに向け、インターバルの間にしっかりとマシンを作り込み、再び優勝争いができるよう体制を立て直して挑みます。

星野一樹監督画像
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