SUPER GT 第1戦岡山国際サーキット
第1戦 岡山国際サーキット 公式予選 結果:7位
4月11日 予選
天候:晴れ コースコンディション:ドライ
2026年度のSUPER GTが、4月11日・12日に岡山国際サーキットで開幕。当初は例年通りの全8大会が予定されていたが、現在の世界状況を鑑み、開幕直前に第3戦マレーシア大会の延期が発表され、今シーズンは国内戦のみの全7大会でチャンピオン争いが繰り広げられることになった。
今シーズンも、TRS IMPUL with SDG Zは、星野一義総監督、星野一樹監督のもと、平峰一貴選手、ベルトラン・バゲット選手という不動の体制でシーズンを戦っていく。午前9時30分からの公式練習は、気温18℃、路面温度24℃というコンディションでスタート。まずは平峰一貴選手で走り始め、計測8周目に1分19秒660をマーク。さらにセットアップを調整すると計測14周目で1分19秒487に自己ベストを更新する。そこからはバゲット選手に交代すると、FCYテストを経て、最後は10分間のGT500クラス専有走行。バゲット選手は最終ラップで1分19秒320までベストタイムを削って6位となった。
午後も変わらず真っ青な空から強い日差しが照り付け、公式予選のスタート時は気温25℃、路面温度は34℃まで上昇。バゲット選手が担当したQ1は、各車がアタックラップに入ったタイミングで1台がコースを飛び出し、タイヤバリアにヒット。赤旗が提示され、バゲット選手もライバル同様にアタックに入っていたが、ピットインを余儀なくされる。残り時間が4分に延長されてセッションが再開すると、バゲット選手は渾身のアタックでそれまでの自己ベストタイムを約0.4秒縮める1分17秒992を記録。トップタイムには届かなかったものの、1分18秒を切る好タイムで2番手となり、Q2進出を果たした。バトンを受け取った平峰選手も、気迫あふれるアタックを披露。計測5周目に1分17秒864をマークして3番手に着けた。その後ライバル勢がこのタイムを上回り、最終的には7位という結果に。82周で争われる明日の決勝レースは、7番グリッドから上位進出を目指す。
第1戦 岡山国際サーキット 公式決勝 結果:3位
4月12日 決勝
天候︓曇り コースコンディション︓ドライ
前日に引き続き初夏のようなまぶしい日差しが降り注ぐサーキットには、1万6,500人のSUPER GTファンが集結。その熱気も受け、気温24℃、路面温度は39℃というコンディションで、82周による決勝レースが行われた。TRS IMPUL with SDG Zはベルトラン・バゲット選手がスタートドライバーを担当。スタートで抜群のダッシュを見せたバゲット選手は、オープニングラップで2台をかわし5番手に浮上する。前を行くのはGT500ルーキードライバー。バゲット選手は2周目のバックストレートで相手の背後に貼りつき、ヘアピンコーナーへのアプローチで一気に横に並びかけた。そのままリボルバー、パイパーコーナーと気迫ぶつかるサイド・バイ・サイドの戦いの末、前に出ることに成功。さらに7周目にはふたたびヘアピンコーナーで1台を捕えて3番手に上がり、スタートから序盤で一気に表彰台圏内までポジションを押し上げた。その後、2番手を走る車両とは1秒を切る緊迫した戦いが続き、レースは中盤へと突入。
TRS IMPUL with SDG Zはドライバーの最低運転義務周回数を超えた34周終了時点でピットインし、平峰一貴選手へドライバー交代した。残りは48周。まだドライバー交代を済ませていない車両が上位に残る中、実質の順位では3番手をキープしてコースに戻った平峰選手は、5秒以上に開いていた2番手の車両との差を力強い走りで縮めていく。60周目の時点で、2台のギャップは3.7秒。GT300クラスの周回遅れ車両をかわしていくなかで一時は差が広がることもあったが、レース最終盤の75周目には相手よりも1秒速いラップタイムで一気に接近し、78周目にはその差を1.8秒まで詰めることに成功した。残り4周でとらえることはできなかったものの、両選手が気迫あふれる走りを見せたTRS IMPUL with SDG Zは予選順位から4つポジションアップの3位でチェッカー。シーズンの行方を占ううえで重要な開幕戦でポディウムフィニッシュを飾った。
コメント:TRS IMPUL with SDG 平峰一貴選手
前半スティントのバゲット選手は、スタートから素晴らしい走りでした。後ろともギャップを作って、常に前のクルマも近いところに見える位置で走っていたので、僕はそのバトンを受け取って、しっかりと生き残って帰ってくるということが大前提でした。タフな場面もありましたが、ポジションをキープしてフィニッシュできたのは良かったです。まだまだウェイトは重くないので、連続表彰台を目指して次戦も戦っていきたいと思います。

コメント:TRS IMPUL with SDG ベルトラン・バゲット選手
昨日の時点では5番手ぐらいでフィニッシュできればいい方じゃないかと考えていたのですが、ポディウムフィニッシュができて非常に嬉しいです。なるべく早い段階でポジションを上げなければと思ったので、序盤はリスクを承知のうえで攻めていきました。3番手まで上がっていく序盤の戦いは、本当に楽しかったですね。その後のペースも良かったので、今日のレースには満足しています。次戦も今日のような展開に持って行ければ最高ですが、コースキャラクターも全く違いますし、同じように行くとは限りません。それでもベストを尽くし、今日届かなかったライバルたちにもっと近づき、追い越せるように努力していきます。

コメント:TRS IMPUL with SDG 星野一樹監督
ここ数年、開幕戦の岡山ではうまくいかないレースが続いて苦しいシーズンのスタートを切っていたので、今回は最高のシーズンスタートとなりました。バゲット選手については、スタートで1台はかわしてきてくれるだろうと思っていたのですが、その期待をはるかに上回る走りを見せてくれましたね。後続とのギャップも広げてくれたので、後半に向けての作戦も立てやすくなりました。結果的にはオーソドックスな作戦を採って、平峰選手には少し長いスティントを任せることになりました。序盤は苦しかったと思うのですが、そこをしっかりと耐えてくれたことで後半もペースを維持できましたし、彼も本当にいい走りをしてくれました。昨日の予選ではトップ3の速さが際立っていたので、『その一角でも崩せれば……』と考えていたのですが、この上ないシーズンスタートを切れました。ピットストップもプラン通りで、チーム全員のことを誇りに思います。素晴らしいスタートを切れたので、次戦以降もこの調子を維持して頑張って行きます。

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2026 SUPER GT Race Report: Round 1








